桃の節句のひな祭りのひな人形には、最近では様々な種類があり
伝統工芸などの名匠の手によるものや、デザイナーのデザインによるもの、
そして、伝統工芸の手法を使用した雛人形まで多種多様となっています。
そんな中で、伝統工芸品を使用した雛人形のひとつとして、
佐賀の伝統工芸品である「佐賀錦」を身にまとったひな人形があります。
佐賀錦は、江戸時代末期に肥前(佐賀県)鹿島藩鍋島家の深窓で
創案作成され、時代とともに工夫、改良を加えられて現在に伝わる
佐賀の伝統工芸品です。
佐賀錦は、金や銀、漆を張った和紙を細く裁断したものを縦糸に、
染色した絹を横糸にした織物で、細かい模様と豊かな色彩が特徴で、
佐賀錦の作成には非常に根気のいる手仕事で精緻な技術を要するため、
一日わずかしか織ることが出来ないといわれています。
特に複雑な模様の佐賀錦の場合、1日にわずか数センチ程度しか
織り進めることができないため、佐賀錦の用途としては
一般的に袋物などの実用品が多いのですが、
帯など大きな作品も製作されているようです。
その他、最近ではハンドバッグや帯締め、名刺入れのほか、
アクセサリーなどにも佐賀錦は幅広く使用されるようになりました。
そのような佐賀錦の使用状況の広がりを背景にして、
最近では佐賀錦を身にまとった雛人形も登場し、桃の節句のひな祭りを控え
すでに佐賀市内のギャラリー「ぎゃらりぃふじ山」で
お披露目されているようです(2009年1月15日現在)。
展示されている佐賀錦の雛人形の立ちびなの高さは約30センチで
朱や緑など色鮮やかな佐賀錦を身にまとっています。
この佐賀錦のひな人形は、佐賀市内の人形工房による製作・展示で、
価格は10万円〜、
なお、250万円程度の7段飾りもあるということです。
佐賀錦自体、製作に非常に時間がかかることから、
佐賀錦のひな人形を製作する人形工房では、
既に来年用のひな人形作りに取り掛かっているとのことです。
桃の節句のひな祭りは日本古来より伝わる節句という伝統行事ですので、
ひな祭りに飾る雛人形も、日本の伝統芸能を身にまとった人形を選ぶ
ということも情緒と風情があってよいのではないでしょうか。
佐賀市近郊にご在住の方は、この佐賀の誇る伝統工芸品
「佐賀錦」を身にまとったひな人形を、是非一度ギャラリーまで出かけて
ご覧になってみてはいかがでしょうか。
○お問い合わせ
ぎゃらりぃ・ふじ山(佐賀市)
電話0952・25・1877
▽▽▽よろしければ応援クリックお願い申し上げます。
人気ブログランキングへ
ありがとうございます^o^
スポンサードリンク
スポンサードリンク